既存飾り障子を利用しました2

こんにちは

木製建具・木製家具製造工場の"工房とよおか"です。

前回、古民家のリフォーム工事のお家で建具を入れさせて頂きましたところの追加の建具出来上がりましたので載せました。


前回製作の中抜板戸の矩の手に4枚引違として立っております。

これで揃いました!完成しました!思い描いたイメージになりました。

前回同様、サイズが決まったものを利用するためバランスには苦労はしましたが、その色合い・大きさが前回のもとかわりなく出来上がりこの場所溶け込んだものになりました。

また部屋内も縁側障子をさせて頂きました。下の写真です。


腰付の障子です。その奥に既存の腰付き雪見障子があり間仕切襖を開けた時同じ姿に見えるよう腰の高さ形を合わせてあります。(その既存の障子も障子紙張替させて頂きました)


日本の古民家はいいなと感じながら仕事させて頂きました。これから先もいいものは残していけるような技術と知恵を継承していきたいと今回改めて感じさせられました。


施工場所:京都府京丹後市